ICカード経費精算連携の起動について
スタートメニューから「NI Collabo 360 ICカード経費精算」を起動してください。
下図のスタートアップ画面が起動して、起動準備を行います。

初回起動時や共通設定未保存時は上記画面の途中で共通設定画面が起動します。
転送先URLを入力して保存してください。
NI Collabo 360のサイトに基本認証が掛かっている場合は、IDとパスワードを入力して保存してください。

下図のログイン情報入力画面が表示されます。

NI Collabo 360のログイン情報を入力してください。
ログインできない場合は、共通設定を開くか確認メッセージが表示されます。
共通設定を変更する場合は「はい」をクリックしてください。
ログイン画面から共通設定を起動した場合は、URLと基本認証のID・パスワードのみ変更可能となります。
転送先URLが正しく入力されていない場合は修正して保存してください。

再度、ログイン情報入力画面が表示されます。
NI Collabo 360のログイン情報を入力してください。
共通設定について
初回起動時や共通設定未保存時は、スタートアップ画面の途中で設定画面が起動します。
既に共通設定を保存済みの場合は、メイン画面の共通設定ボタンから起動できます。

番号 | 各部の名称 | 説明 |
---|---|---|
![]() | 転送先URL | 連携先となるNI Collabo 360のURLを入力してください。 連携先URLが未入力の場合は、ICカードの履歴情報の転送は行えません。 間違っている場合は、履歴情報を転送してもページが見つかりません等のエラーとなります。 |
![]() | ID、パスワード | 連携先に基本認証が掛かっている場合は、IDとパスワードを入力してください。 |
![]() | 鉄道系情報の表示タイプ | ICカード読み取り時の画面表示と、経費精算機能へ転送する情報を選択できます。 |
![]() | バス系情報の表示タイプ | バス・路面電車の経費精算機能へ転送する情報を選択できます。 ※ICカード読み取り時の画面表示内容は変わりません。 |
![]() | バージョン情報 | 本アプリのバージョン及び著作権表示画面を起動します。 |
ICカード経費精算連携のメイン画面について
メイン画面を表示して、ICカードリーダーに ICカードを置いて、ICカード読み取りボタンをクリックすると、
ICカードの乗降車履歴情報を読み取り、メイン画面に一覧表示します。
表示順は古い情報から順番に表示して、一番下が最も新しい情報になります。

番号 | 各部の名称 | 説明 |
---|---|---|
![]() | ICカード読み取りボタン | ICカードリーダーで鉄道系ICカードを読み取り可能な状態にして、クリックすると、ICカードに記録されている乗降車履歴情報や物販でのご利用履歴、ICカードへの入金履歴を最大20件まで読み取れます。 |
転送ボタン | 転送チェックボックスにチェックを付けている情報を、NI Collabo 360経費精算機能へ転送します。 | |
共通設定ボタン | 共通設定画面を起動できます。 | |
![]() | 転送チェックボックス | NI Collabo 360経費精算機能へ転送する情報を選択します。 |
利用年月日 | ICカードに記録されている履歴情報の利用日を表示します。 | |
入場駅/事業者 | 鉄道系情報の場合は入場駅を表示します。バス(路面含む)系情報の場合は事業者を表示します。ICカードへの入金(チャージ)の場合は駅名を表示します。物販の場合は空欄で表示されます。 | |
出場駅/降車場所 | 鉄道系情報の場合は出場駅を表示します。バス(路面含む)系情報の場合は降車場所を表示します。ICカードへの入金(チャージ)および物販の場合は空欄で表示されます。 | |
利用額 | ICカードに記録されている履歴情報の残額から利用額を算出して表示します。最も古い情報の場合は、残額からの算出が出来ない為、利用額は不明となります。 ※ICカードへの入金(チャージ)はマイナスで表示されます。 | |
残額 | ICカードに記録されている履歴情報の残額を表示します。 | |
編集ボタン | 鉄道・バス・路面電車等の駅名情報編集画面を起動できます。 | |
メモ | 履歴情報のメモを表示します。 |
Hint
- 一度に転送できる情報量について
一度に転送可能な情報は、最大で2000バイト程度となります、超える場合はエラーが発生しますので、転送チェックボックスのチェックを減らして、再度、転送してください。 - 編集可能な情報について
鉄道系の場合は事業者名・路線名・駅名、バス(路面含む)系の場合は事業者名・降車場所名となります。
ICカードへの入金(チャージ)や物販等の情報は編集できません。
降車情報の無いバス情報(バス停コード無し)の情報も編集できません。
ICカード経費精算連携の編集画面について
鉄道系の乗降車履歴情報の場合は、以下の画面が表示されます。

番号 | 各部の名称 | 説明 |
---|---|---|
![]() | 事業者名 | 修正したい情報を編集し、保存ボタンをクリックしてください。 事業者名や路線名は、同一区間の情報は、全て更新されます。 例)東日本旅客鉄道 東海道本 東京→JR東 東海道本線 東京 と変更した場合、 東海道本線の事業者名「東日本旅客鉄道」が全て「JR東」になり、 東海道本線の路線名「東海道本」が全て「東海道本線」になります。 ※その他区間等の事業者名「東日本旅客鉄道」は変更されません。 事業者名と路線名を修正する場合は、降車の情報を修正してください。 ※乗車の情報だけ修正した場合、後から降車の情報で上書きされて元に戻ります。 |
路線名 | ||
駅名 |
バス・路面電車系の乗降車履歴情報の場合は、以下の画面が表示されます。

番号 | 各部の名称 | 説明 |
---|---|---|
![]() | 事業者名 | 修正したい情報を編集し、保存ボタンをクリックしてください。 事業者名は、同一事業者の名前は、全て更新されます。 例)広島電鉄 広島→広電 広島と変更した場合、 事業者名「広島電鉄」が全て「広電」になります。 |
停留所名 |
Hint
事業者名や路線名・駅名又は停留所名等の駅情報は、自由に変更が可能なため、
お客様のご利用方法に合わせた、自由な名称を設定する事が可能です。
※転送可能な文字列について
半角「_(アンダーバー)」は転送できない文字列です。半角「_(アンダーバー)」を含んでいる場合、半角「_(アンダーバー)」は全角「_(アンダーバー)」に変換して転送されます。
補足
駅情報や設定情報等は全て「NI_NFC_APP.db」に保存されています。
複数の端末で同じ情報を利用する場合は、上記ファイルを上書きする事で、
他の端末で設定や修正した情報を利用する事ができます。
上書きをされた側の端末で設定した内容や修正した駅情報は消えますのでご注意ください。
「NI_NFC_APP.db」は本アプリをインストールしたフォルダに含まれます。
ICカード経費精算連携の転送について
本アプリから転送された情報は、NI Collabo 360の経費精算機能の経費精算トップ画面に表示されます。

補足
転送したICカード履歴情報を経費入力する方法は、
ユーザー操作マニュアル「NI Collabo 360」>「経費精算」をご確認ください。