NI Collabo 360

主な仕様変更点

旧版から仕様が変わっている点について説明します。
経理部門以外の方にも影響があるため、必要に応じて社内への周知をお願いします。
新版の詳細・新機能については「ユーザー操作マニュアル」をご確認ください。

支払・仕訳の入力欄を分離

旧版では「支払明細」の1行に支払・仕訳の情報を入力していましたが、新版では別々の入力欄に分かれます。
これにより、複合仕訳などが自由に入力できるようになります。

費用仕訳・支払仕訳の区別

仕訳の入力欄が「費用仕訳」と「支払仕訳」の2つになります。
「未払金や買掛金などを使う場合」と「使わない場合」で入力欄を使い分けます。
旧版では自動的に勘定科目を切り替えることで未払金・買掛金の計上をしていましたが、新版では自由に指定できるようになりました。

費用仕訳:未払金・買掛金の計上仕訳の入力欄。
(入力例)

  • ◯◯費/未払金
  • ◯◯費/買掛金

支払仕訳:預金の減少仕訳の入力欄。
(入力例)

  • ◯◯費/普通預金
  • 前払費用/普通預金
  • 前渡金/普通預金
  • 未払金/普通預金
  • 買掛金/当座預金

支払時期などに応じて、支払情報フォームの「費用と支払で仕訳を分ける」というチェックボックスで入力欄を切り替えます。

当月払い・前払・前渡し

後払い

一覧画面

支払情報フォームの入力欄と同様に、一覧も請求書・支払・仕訳で別々の画面になります。

一覧(請求書)

支払情報フォームの「基本情報」の一覧です。
会計システムの仕訳から請求書を確認したい際の検索の入り口になります。

一覧(支払)

支払情報フォームの「支払」の一覧です。
振込漏れや金額に間違いがないかのチェックをする画面です。

一覧(仕訳)

支払情報フォームの「費用仕訳」「支払仕訳」の一覧です。
入力された仕訳のチェック・修正を行います。
旧版では「仕訳(支払管理表)」「仕訳(支払データ全銀振込)」「仕訳(前払管理表)」の3画面から「仕訳データ作成」をしていましたが、新版ではこの画面から実行します。振込手数料の仕訳データ作成は「作成済み振込データ」画面から実行します。

ワークフローの申請手順

旧版では、経理以外の社員はワークフロー申請し、経理担当者がワークフローを支払情報に転記する仕様でした。
新版では、経理以外の社員も自分で支払情報を登録し、登録した支払情報をワークフロー申請する仕様になっています。
※経理以外の社員とは、仕訳担当者・振込担当者に指定されていない社員を指します。

経理以外の社員の制限

  • 自分が登録した支払情報のみ参照可能(他人が登録した支払情報は参照不可)
  • 支払・仕訳は参照不可(請求金額などの基本情報のみ入力・参照可能)

経理以外の社員の操作手順

  1. メニューパレットから「支払管理」を選択

メニューパレットに「支払管理」がない場合、オプション設定「NI Collabo 360>ポータル/メニューパレット設定」からアイコンを追加してください。

  1. 「ファイルアップロード」または「新規登録」ボタンから支払情報を登録
  1. 請求日・金額などを入力し、「申請」ボタンをクリックしてワークフローを申請
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