見積書や受注伝票の明細行ごとに仕入先(コード)を指定したい場合の運用方法です。
顧客情報に仕入先コードの項目があり、仕入先コードが入力された顧客情報を仕入先(マスタ)として扱います。
明細の仕入先コードの項目には入力候補や有効な仕入先コードかのチェックなど、入力を補助する機能があります。
仕入先(マスタ)を適切に管理することで、見積や受注の業務の入力ミスを予防して効率よく運用することができます。
この運用を実施するには、以下の設定が必要です。
- 見積書フォームの明細項目に、仕入先コードおよび仕入先名を追加する

必要に応じて仕入先コード、仕入先名の設定をしてください。

- 顧客情報の業務別設定で、仕入先コードをフォームに表示する設定を行う
※お客様によっては、すでに表示されている場合があります。

- 仕入先となる顧客情報を登録する
※仕入先コードを入力してください。
※基幹システムから取り込む場合は、CSV入力などを利用して仕入先となる顧客情報を登録してください。
補足
- 仕入先コードは、重複して登録することはできません。
- 顧客情報は以下のような属性の顧客が含まれる形になります。
①見込先 ②得意先 ③仕入先
自社の運用にあわせて顧客ランクやレイアウトを分けるなど、管理しやすい運用をすることをお勧めします。
◆ 見積書フォーム
見積明細を入力する際には、仕入先名および仕入先コードを入力します。

補足
- 仕入先コードを入力して仕入先名をセットすることもできます。
- 仕入先として扱えるのは、仕入先コードが登録されている顧客情報のみです。
- 入力候補の抽出時には、顧客情報の閲覧制限は適用されません。
◆ 商品マスタとの連携
商品マスタに仕入先コードをあらかじめ登録している場合、仕入先コードと仕入先名を自動でセットできます。
また、選択肢を利用すると商品ごとに指定の入力候補を表示できます。

◆ アシスタントによる仕入先コードのチェック機能について
明細入力時に仕入先コードの整合性をアシスタントが自動的にチェックします。
登録されていない仕入先コードを入力した場合など、以下のように修正をアシストします。
