Sales Quote Assistant

受注伝票の作成

説明範囲

運用開始前の準備

貴社の運用にあった受注伝票(フォーム)を準備してください。
受注伝票(フォーム)の作成はシステム管理者権限が必要になります。
具体的な説明は、「システム設定マニュアル(受注入力オプション)」を参照してください。

受注伝票の登録手順

注文書が届いたら、元となった見積書を開き、ボタンをクリックするだけで受注伝票へ変換できます。
見積書から作れば、受注伝票の手入力が必要なく手間いらずです。
また、納品先の自動セット、納品日・出荷予定日の自動計算、電子秘書によるアシストで簡単に登録できます。

  1. ポータルのクイック検索や検索機能より検索し、見積書を開きます。書類番号や件名などで検索します。
  2. 「コピー」ボタンをクリックし「変換:受注伝票」を選択します。
  3. 情報を入力し、「保存」ボタンをクリックします。

便利機能:納品先の自動セット

納品先の郵便番号や住所などが自動的にセットされます。
また、顧客またはエンドユーザーの情報を納品先情報に複写することもできます。
※複写される項目は設定で変更することができます。
例:初期設定では納品先住所には顧客の住所が転記されますが、パーソン情報の住所に変更も可能です。
設定方法については「システム設定マニュアル」を参照してください。

便利機能:出荷元の自動セット

商品ごとに出荷元(倉庫や拠点)を割り当てできます。
事前に設定されている選択肢から選択させることも可能です。
配送地域を選択することで最適な出荷元が自動セットされるので、商品ごとの出荷元を覚える必要もありません。
また、配送地域と出荷元に従い、自動で配送日数もセットされます。
※事前にシステム設定が必要です。

便利機能:納期の自動計算

希望納期をセットすることで、受注締切り時間、リードタイム、配送日数を加味して納期を自動計算します。
また、納期から出荷予定日も自動計算します。(※出荷予定日は営業日も加味)
希望納期に間に合うかを、入力しながら確認することができます。
※事前にシステム設定が必要です。

※最短納期または希望納期を指定する
例えば、操作日を3/4(月)14:00ごろとします。
受注締め切り時間を09:00としている場合、3/5(火)が起点になります。
商品の「出荷元」が関東地区、「配送地域」が関東で配送日数が1日とします。
さらに、商品に出荷リードタイムが1営業日、土曜日、日曜日は休日とすると以下のようになります。

最短納期を指定した場合
起点(3/5(火))+ 出荷リードタイム(1営業日)= 出荷予定日が3/6(水)になります。
出荷予定日(3/6(水))+ 配送日数(1日)= 納期が3/7(木)になります。

希望納期を3/11(月)に指定した場合
納期(3/11(月))- 配送日数(1日)= 3/10(日)
日曜日、土曜日は休日になるため、出荷予定日は3/8(金)になります。

納期に間に合わない場合にアシスタントが警告してくれます。
入力フォームの色が変化しますので調整してください。

便利機能:按分

担当者ごとに按分金額を設定することができます。
登録した按分金額は受注金額表にて按分を加味して集計することが可能です。

  • 按分は3名までです。
  • 按分金額の合計が明細の金額と異なる場合、警告が表示されます。
    システム設定で警告を無視する設定もできます。
  • 金額(税別)が変更される操作をすると、按分金額はクリアされます。
項目名説明
担当者按分したい担当者を選択します。最大3名。
按分金額金額を入力します。
割合を指定し、金額入力を補助します。
例えば、金額が10,000,000の場合、70%を選択すると、7,000,000が入力されます。
任意の割合を指定し、金額入力を補助します。
上記ボタンでは選択できない割合を指定したい場合に利用してください。

アシスタントによるアシスト

アシスタントが受注伝票の作成をアシストしてくれます。
アシスタントがアシストする項目は、以下の通りです。
商品構成のチェックについては、システム設定にて設定ができます。
具体的な説明は「システム設定マニュアル」を参照してください。

チェック項目説明
商品コードの確認商品コードが商品マスタに存在しているか確認
商品の使用停止使用停止の商品が明細にある場合
納期チェック納期不足の場合
商品構成のチェック数量の下限・上限
セット販売禁止の商品
特定商品があるときのみ、セット販売禁止の商品
必ずセットで販売する商品
特定商品があるときのみ、必ずセットで販売する商品
分納禁止の商品
特定の商品がある場合のみ、分納禁止の商品
合計金額のチェック転記元との金額に差異がある場合にお知らせします。
税前合計に差がある場合
税額合計に差がある場合
明細の金額に差があるもの
明細の税額に差があるもの
明細に追加された行があるもの
明細に削除された行があるもの
承認ルール指定し承認ルールに該当した場合

※商品コードを利用してチェックするため、商品コードの入力が前提となります。

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