本マニュアルは、メールの設定に関するマニュアルです。
先にセットアップしたメールDMサーバーとの連携設定からそのあとのメール設定に関する一連の作業の流れをご案内いたします。次の内容をご確認いただき、手順に従って設定してください。
補足
本書における製品名の呼称について
本書では『Approach DAM』という呼称で説明しています。弊社製品の『Sales Force Assistant』シリーズと『Approach DAM』を一緒に導入されている場合、システム設定などの一部のタブメニューの製品名表記が異なる場合がありますが該当箇所は適宜お読み替えください。
構成図
メールDMサーバーの設定の前に、メールDMサーバーを利用して行われるメール送受信の一連の流れについてご案内します。
【メール受信(WEB データ自動取込み)】

■メール受信の流れ
- ホームページからの問い合わせ内容がメールでメールサーバーへ送信されます。
- Approach DAM利用者がメールを受信します。この時、メールDMサーバーを経由して受信します。
- 2.で受信する際、「メール取込ルール」の条件に合致するメールは、その内容がApproach DAMサーバーへ取り込まれます。
※「メール取込ルール」・・・「件名にXXを含む」メールなど製品に取込みたいメールの条件のこと。 - メール取込ルールの取込フォーマットの設定によって各種情報を自動で登録します。
【メール送信(メール一斉配信機能)】

■メール配信の流れ
- 配信情報を作成します。
- 作成した配信情報は外部送信メールアカウントからのメールを介して専用書式のメール(コマンドメール)が送信され、メールDMサーバーがこれを受理することで配信予約が行われます。
- 配信時刻になると、メールDMサーバーが「配信用アカウント」を使って配信を開始します。
メールアカウントについて
Approach DAMのメイン機能「メール取込機能」と「メール配信機能」をご利用になるためには、複数のメールアカウントの登録が必要となります。各機能で設定が必要な箇所は以下の通りです。
注意
メールDMサーバーのインストールおよびアカウントの設定は、マニュアル「メールDMサーバーセットアップマニュアル」をご参照ください。
メール取込機能
設定箇所 | 種類(設定先) | 説明 |
---|---|---|
メールDMサーバー | A.メールDMサーバー用アカウント (メールDM管理画面で設定) | メールDMサーバーとApproach DAMサーバーが連携する際に必要なアカウント。 他で利用しない専用のアカウントが必要です。 |
Approach DAMサーバー | B.取込用アカウント (「共用メールアカウント」に設定) | ホームページの問い合わせ内容が届くメールアカウント。 現在ご利用の(例:info@XXX)のアカウントをご利用いただいても構いません。 |
メール配信機能
設定箇所 | 種類(設定先) | 説明 |
---|---|---|
メールDMサーバー | A.メールDMサーバー用アカウント (メールDM管理画面で設定) | メールDMサーバーとApproach DAMサーバーが連携する際に必要なアカウント。 他で利用しない専用のアカウントが必要です。 |
Approach DAMサーバー | C.配信用アカウント「配信アドレス」 (「共用メールアカウント」に設定) | メール配信の為のアカウント。送信元アドレスになります。 |
D.外部送信メールアカウント (「外部送信メール」に設定) | メールDMサーバーとApproach DAMサーバーが連携(A.メールDMサーバー用アカウント宛てに配信依頼のコマンドメールを送信)するためのアカウント。 |
注意
「メール取込機能」と「メール配信機能」の両方をご利用の場合、B:取込用アカウントと、C:配信用アカウントは同一アカウントをご利用いただいても構いません。