メール取込機能を利用するためのメール情報を登録します。Approach DAM製品自体にメール機能はなく、メールを送受信する為には別途メーラーを用意し設定を行う必要があります。利用するメーラーの設定方法に準拠して登録をしてください。
ここでは弊社提供のグループウェア「NI Collabo 360」をメーラーとして利用する方法(※)のメール設定をご案内いたします。
※「NI Collabo 360」をメーラーとして利用する場合は、メールDMサーバーを経由せずに直接メール取込が可能です
【外部メーラーを利用しメールDMサーバーを経由したメールの送受信を行う場合】

【NI Collabo 360を利用しメールDMサーバーを経由せずにメールの送受信を行う場合】

送受信メールアカウント設定(Approach DAMサーバー)
本項で設定するメールアカウントは、「メールアカウントについて」で記載されている「B.取込み用アカウント」を利用します。
ここでの設定は、通常のメール送受信の設定と同様、メールアカウントのご契約情報を登録します。
補足
- 後述の「NI Collabo 360」を利用する場合の設定を行う場合は本項の設定は不要です。
- システム設定の「基本設定」タブの「メール」の「メールサーバー」を選択します。
⇒「メール/メールサーバー」画面が表示されます。 - 「新規登録」ボタンをクリックします。
⇒新規登録画面が表示されます。 - 必要事項を設定し、最後に「保存」ボタンをクリックします。
入力内容についてはシステム設定マニュアル「基本設定」をご参照ください。
POP3でのメール受信が行えない場合のみ、IMAPをご利用ください。
「メールアカウントについて」の「B.取込み用アカウント」として用意したアカウント情報を入力します。 - システム設定>「製品名タブ(Approach DAM)」>「メール」>「共用メールアカウント」を選択します。
⇒ 共用メールアカウントの一覧画面が表示されます。
- 「新規登録」ボタンをクリックします。
⇒メールアカウントの新規登録画面が表示されます。 - メールアドレスやメールサーバー、送受信のログインIDとパスワードなど必要事項を入力し、「保存」ボタンをクリックします。
Oauth2.0認証のメールサーバーを選択した場合、OAuth2.0認証を利用するための認証項目が表示されます。
※Oauth2.0認証のメールサーバーを選択した場合、受信ログインIDや受信パスワード、SMTP認証情報等が、非表示になりますので、受信パスワードを先に入力してください。
受信パスワードに入力したパスワードと、メーラーに入力したパスワードでチェックを行います。
項目名 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
共用メールID | ◯ | 任意の文字列(半角英数字)を入力します。 本メールIDは後述の設定で使用します。 例)メールアドレス:admin@XXX.co.jp⇒「admin」などメールアカウントIDと同じでも構いませんが、設定を混同しやすいため他の文字列にするか別途識別文字列などを付与することを推奨します。 半角シャープ記号は利用できません。 |
E-Mailアドレス | ◯ | 本マニュアル「メールアカウントについて」の「B.メール取込み用アカウント」として用意したメールアドレスを入力します。 |
メールサーバー | ◯ | 受信するメールアドレスのサーバーを選択します。 前項で設定した、メールサーバー名を選択します。 |
受信ログインID | ◯ | メールアカウントで設定されている受信ログインを入力します。 |
受信パスワード | ◯ | メールアカウントで設定されているパスワードを入力します。 |
受信パスワード(確認) | ◯ | 同上 |
POP/IMAP before SMTP | 指定されていなければ初期値のままにしておきます。 | |
SMTP認証 | ||
SMTP認証方式 | ||
SMTPログイン ID | ||
SMTPパスワード | ||
OAuth2.0認証 | OAuth2.0認証を利用する場合のみ表示されます。 OAuth2.0認証の認証情報取得ボタンを押下し、認証を進めて、取得した認証コードをテキストボックスに転記してください。 ※ログインIDは、メールアドレスとログインIDが異なる場合のみ入力が必要です。 | |
使用制限 | このアカウントで送受信できる社員を指定します。未指定時は Approach DAMの製品利用ライセンスを有した社員全員が送受信いずれも使用できます。 |
送受信メールアカウント設定(メーラー)
本項で設定するメールアカウントは、「メールアカウントについて」で記載されている「B.取込み用アカウント」を利用します。
この設定は、利用者がメールを送受信するためのメールサーバー情報を登録します。前掲の図の通り、メール送受信はメールDMサーバーを経由するため、ここでの設定はメールDMサーバーへの接続情報を登録します。
グループウェア「NI Collabo 360」を利用する場合
Approach DAMとNI Collabo 360はシームレスな連携が可能で、メールDMサーバーを経由せずにメール取込機能を利用することができます。
- システム設定の「基本設定」タブの「メール」の「メールサーバー」を選択します。
⇒「メール/メールサーバー」画面が表示されます。 - 「新規登録」ボタンをクリックします。
⇒新規登録画面が表示されます。 - 必要事項を設定し、最後に「保存」ボタンをクリックします。
入力内容についてはシステム設定マニュアル「基本設定」をご参照ください。 - グループウェア「NI Collabo 360」にログインし、画面最下部左下にある「オプション設定」をクリックします。
⇒「オプション設定」画面が表示されます。 - 「メール」>「アカウント設定」を押し、「新規登録」ボタンを押します。
⇒新規登録画面が表示されます。 - 各項目の入力が完了しましたら「登録」ボタンを押して内容を保存してください。
設定項目については、下表をご参照ください。
※入力内容については「アカウント設定」をご参照ください。
ポート番号の変更方法
メールDMサーバー経由でメールを送受信する場合、初期値でポートは8025(送信)と8110(受信)を利用します。
他のポート番号をご利用の場合、メールDMサーバーを以下の設定に変更してください。
- Windowsの「スタート」を右クリックし、「エクスプローラー」を開きます。
左のフォルダからメールDMサーバーがインストールされたドライブの「Niconsul」>「TasDM」>「server properties」を開きます。 - <pop3.server.port = 8110><imap.server.port = 8143><smtp.server.port = 8025>をそれぞれ変更したポート番号に書き直し、保存します。
#Pop3ProxyServer setting
pop3.server.port = 8110
pop3.server.socket_timeout = 300000
pop3.server.pop3_socket_timout = 300000
#IMAPProxyServer setting
imap.server.port = 8143
imap.server.socket_timeout = 300000
imap.server.pop3_socket_timout = 300000
#SmtpProxyServer setting
smtp.server.port = 8025
smtp.server.socket_timeout = 300000
smtp.server.smtp_socket_timeout = 300000