Approach DAM

無効アドレスリスト(Bounced Address)について

【無効アドレスリストについて】

メール配信のバウンスとはメールを配信できなかったことを意味します。
バウンスが発生する原因は受信側のメールサーバーにあり、受信側のメールサーバーが返却した配信失敗を示すコードを受けた結果として発生します。
上記の配信失敗を示すコードの中でも、恒久的に受け取らないと示した場合に、無効アドレスリストに登録されます。

上記に含まれる宛先へのメール配信リクエストがあった場合、そのメッセージを破棄して受信者のサーバーへの送信処理を行いません。破棄されたメッセージはApproach DAM上で「Bounced Address」というエラーが記録されます。

【無効アドレスリストの意味】

無効なアドレスに送信し続けることはレピュテーション(送信者の健全性の評価)を下げる要因となります。
(※レピュテーションの低下は迷惑メール扱いの判定等に繋がります。)
セキュアな送信環境を維持するための機能としてご理解ください。

無効アドレスリストはそのエラー内容が解決するまでは削除せず、残しておくことをお勧めします。
無効なアドレスへ再度送信すると「Bounced Address」で破棄されます。

対処方法
バウンスは受信側のメールサーバーに起因するため、送信側または弊社での根本的な対処ができません。
バウンスメールの原因のほとんどはメールアドレスが無効、またはメールアドレスが存在しないことです。
無効アドレスに入ったがどうしてもメールを届けたい場合は以下を確認してみてください。

  1. 無効アドレスリストにエラー及び、エラーのヒントが表示されますので原因を確認してください。
    メールアドレスが正しい場合、他のメーラーなどで送信して届くかを確認してください。
  2. ごくまれに1の確認で連絡ができる場合があります。
    その場合、エラー内容に送信した宛先以外のアドレスが記載されていないか確認してください。
    受信側(宛先)メールサーバーにて転送設定がされており、その転送に失敗している可能性があります。
    受信側のメールサーバーで転送設定を外してもらうか、別のメールアドレス宛てに送信できるように調整してください。

    事例)
    転送失敗のケースでは受信側のメールサーバーには届いており、一旦メール送信は成功となります。
    その後に受信側のメールサーバーから転送失敗のエラーが返却され、その転送失敗のエラーコードを受けて宛先のメールアドレスが無効アドレスリストに登録されます。無効アドレスリストから解除しても、受信側のメールサーバーがエラーコードを返却し続ける限り無効アドレスリストに入り続けます。

    無効アドレスに登録されなくても、以下のエラーが出る場合、受信側のサーバーが転送に失敗している可能性が高いです。
    “550-5.7.26 The MAIL FROM domain”が含まれるエラー
    “554 5.4.12 SMTP; Hop count exceeded – possible mail loop detected”が含まれるエラー
    “554 5.4.14 Hop count exceeded – possible mail loop ATTR”が含まれるエラー

上記はレピュテーション(送信者の健全性の評価)を維持し、セキュアな送信環境を守るための仕様となっている旨ご承知ください。

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