請求書の作成方法を指定します。販売管理システムと連携する場合、ご利用の販売管理システムによって出力できる請求データの形式が異なるため、出力が可能な形式を選択してください。
Sales Billing Assistantでは、請求データは以下の形式に対応しています。
- CSVファイル…請求書が明細単位で出力される形式のCSVファイル
- PDFファイル(ZIP圧縮)…請求書ごとのPDFファイルをZIP圧縮したファイル
- PDFファイル(ページ単位)…複数の請求書がページ単位で出力されているPDFファイル
どの形式で請求書フォームを作成するかは、以下を参考にしてください。
■CSVファイル
- 販売管理システムから請求書明細のCSVファイルを出力します。(請求先コードが必須です。)
- 取込にはCSVの列と請求書の項目を紐づける設定が必要です。
※請求書の登録とあわせて、未登録の請求先を自動登録するなど便利な設定も可能です。 - 複数の請求データがまとまった CSVファイルを取り込むと、自動で請求書を作成することができます。
請求先コードと書類番号が同じで連続する行がある場合は、1つの請求書として扱います。
※1つの請求書あたり明細は999行までです。超える場合はPDFファイルでの取り込みをご検討ください。 - 請求先にはPDFファイルと明細のCSVファイルが届きます。
請求先へ届くPDFファイルのデザインはSales Billing Assistant上で設定したものになります。
※請求マイページ上に合計金額や明細件数などのデータが表示可能です。

■PDFファイル(ZIP圧縮)
- 販売管理システムから請求書ごとのPDFファイルを出力して、ZIP圧縮します。
※ZIPファイルの取込は1回で3000ファイルまでです。超える場合は分けてください。 - 取込に特別な設定は必要ありません。
- 複数のPDFファイルをZIP圧縮したものを取り込むと、自動で請求書を作成することができます。
1つの PDFファイルを1つの請求書として扱います。
請求先を特定するために、PDFファイル名の先頭を請求先コードにしてください。
※「_(アンダーバー)」以降の文字列は請求先コードとして認識する文字列から除外されます。 - 請求先には取り込んだPDFファイルがそのまま届きます。

■PDFファイル(ページ単位)
- 販売管理システムから複数の請求書が1つにまとまったPDFファイルを出力します。
※ページ単位の取込は1回で3000ページまでです。超える場合は分けてください。 - 取込にはPDFを請求先ごとの請求書に分割するため、請求先コードの解析設定が必要です。
※PDFの文面から請求先コードと金額合計の表示位置を指定します。
必要に応じて、請求先コードの識別パターンを入力します。(6桁の数値連番など) - 複数の請求書がまとまったPDFファイルを取り込むと、自動で請求書を作成することができます。
PDFのページ単位で請求先コードを解析し、該当する請求先へ紐づけます。
請求先コードが同じで連続するページを1つの請求書として扱います。
※請求先コードがページ内に存在しない場合は、前ページからの続きとみなします。 - 請求先には請求書ごとに分割されたPDFファイルが届きます。

請求書フォームの設定手順は、以下を参照してください。
請求書フォームを設定する 請求データ:CSVファイル
請求書フォームを設定する 請求データ:PDFファイル(ZIP圧縮)
請求書フォームを設定する 請求データ:PDFファイル(ページ単位)
補足
令和4年1月1日以降の電子帳簿保存法に対応する際の注意点
電子取引として発行する書類については、金額合計を取り込む設定を行ってください。
設定の詳細はファイル形式ごとの設定内容を参照してください。