製品共通

計算ルール

  • 計算可能な要素は「数値」「日付」「時刻」「日時」の4種類です。
    (項目は「数値」「数値範囲」「自動計算」「日付」「日付範囲」「時刻」「時刻範囲」「日時」「日時範囲」が該当します)
  • 自動計算1項目あたりの計算数の上限は20です。
  • 自動計算の階層は5階層までです。
    例)
    「100」+「数値1」=自動計算1 ←1階層目
    「100」+「自動計算1」=自動計算2 ←2階層目
    「100」+「自動計算2」=自動計算3 ←3階層目
    「100」+「自動計算3」=自動計算4 ←4階層目
    「100」+「自動計算4」=自動計算5 ←5階層目
    「100」+「自動計算5」=自動計算6 ←自動計算1より自動計算結果の取得が6階層目となるため、設定不可
  • 「数値」には、「数」「日数」「営業日」「時間」を含みます。
  • 「日数」は「数値」「日付」「日数(日付項目)」とのみ計算できます。
  • 「時間」は「数値」「時間」「時刻(時間項目)」「日時」とのみ計算できます。
  • 日付と時間の項目は「日付」として利用することができます。
  • 「日付」や「時刻」が不正な値になる場合や計算項目に未入力を含む場合、計算結果は「未入力」(空)になります。
    ※不正な値とは
    「日付」は、1001/01/01~2300/12/31の範囲を超える場合を指します。
    「時刻」は、負の数(マイナス)になる場合を指します。
    「日時」は、1001/01/01 00:00~2300/12/31 23:59の範囲を超える場合を指します。
    (※ただし、タイムゾーンによっては上限と下限の値に多少誤差があります。)
  • 「数値(日数)」は日単位で計算します。
  • 「数値(時間)」は分単位で計算します。
  • 「数値(時間)」は「分」「時間」「時間+分」「日+時間+分」の4種類から表示を選択できます。
    例)「数値(時間)」の計算結果が1,800となった場合の表示
    「分:1,800」「時間:30」「時間+分:30時間0分」「日+時間+分:1日6時間0分」
  • タイムゾーンは加味しません。また、24時間を超えた場合も日を跨ぎません。
  • 日付・時刻と数値の計算をするさいに片方が未入力の場合、計算結果も未入力扱いになります。
    例)1+日付(未入力)=未入力となります。
  • 日付と日付、時刻と時刻、日時と日時の計算も同様に、片方が未入力の場合、計算結果は未入力になります。
  • 未入力、削除済みの項目がある状態で設定を保存すると、該当行の設定は破棄されます。
  • 日付を含めた計算式を設定する場合、初日を含める含めない、営業日を加味して計算する計算しないを設定できます。
    (※ただし、日時の計算には適用されません。)
    それぞれ設定した場合の計算結果および数えた日付のイメージは、以下の通りです。

例)※土日祝は休日に設定

営業日で計算する営業日で計算しない
初日を含める①7/12-7/5=6
②7/8+3=7/12
③7/8-3=7/6
④7/12-7/5=8
⑤7/8+3=7/10
⑥7/8-3=7/6
初日を含めない⑦7/12-7/5=5
⑧7/8+3=7/13
⑨7/8-3=7/5
⑩7/12-7/5=7
⑪7/8+3=7/11
⑫7/8-3=7/5

計算ルール一覧

計算可能な項目・組み合わせを以下の表にまとめました。設定の参考にしてください。

左項演算子右項結果
数値(数)+-× ÷数値(数)数値(数)
数値(数、日数)+-× ÷数値(日数)数値(日数)
数値(日数)+-× ÷数値(数、日数)数値(日数)
数値(数、時間)+-× ÷数値(時間)数値(時間)
数値(時間)+-× ÷数値(数、時間)数値(時間)
数値(数、日数)日付日付
日付+-数値(数、日数)日付
数値(数、時間)時刻時刻
時刻+-数値(数、時間)時刻
数値(数、時間)日時日時
日時+-数値(数、時間)日時
日付日付数値(日数)
時刻時刻数値(時間)
日時日時数値(時間)

設定時の特記事項

[製品共通]

  • 計算式に設定できない項目はグレーアウト表示され、選択できないようになっています。
    ※IE11は対象外です。ただし、保存するさいに保存できないようになっています。

[ワークフローの場合]

  • 種類ごとの設定項目は以下となります。
    自動計算:項目名、説明、項目名表示、大小比較、表示条件、表示、項目属性、計算式、小数点以下桁数、端数調整、隠し項目
    自動計算(日付):項目名、説明、項目名表示、大小比較、表示条件、表示、計算式、隠し項目
    自動計算(時刻):項目名、説明、項目名表示、大小比較、表示条件、表示、計算式、隠し項目
  • 項目追加プルダウンから「自動計算(日付)」「自動計算(時刻)」は追加できませんが、ファイル取り込みで指定はできます。

[SFAの場合]

  • 種類ごとの設定項目は以下となります。
    自動計算:項目名、表示、表示条件、検索、テキスト出力、単位、計算式、端数処理、端数の扱い、参照可否、レイアウト
    自動計算(日付):項目名、表示、表示条件、検索、テキスト出力、計算式、参照可否、レイアウト
    自動計算(時刻):項目名、表示、表示条件、検索、テキスト出力、計算式、参照可否、レイアウト
    自動計算(日時):項目名、表示、表示条件、検索、テキスト出力、計算式、参照可否、レイアウト
    ※顧客情報など一部業務については、上記に加え変更履歴、検索(更新機能)、出力(更新機能)も設定できます。

[nyoiboxの場合]

  • 種類ごとの設定項目は以下となります。
    自動計算(数値):名称、計算式、小数点以下の桁数、0埋め、端数処理、単位、説明
    自動計算(日付):名称、計算式、説明
    自動計算(時刻):名称、計算式、説明

動作の比較一覧

動作項目ワークフローnyoiboxSFA
計算タイミング即時即時即時
※携帯版は対象外
項目が削除されたとき(ユーザー操作画面)0扱いスキップ0扱い
項目が削除されたとき(システム設定画面)「削除された項目」として表示「削除された項目」として表示「削除された項目」として表示
項目が非表示のときスキップ保存値を使用保存値を使用
項目が未入力のとき0扱いスキップ0扱い
0除算になった場合000
端数処理のタイミング計算完了時に1回計算完了時に1回計算完了時に1回
計算式上限202020
計算順序上から計算上から計算上から計算
全項目が未入力の計算000
上限・下限-99999999999999~99999999999999-99999999999999~99999999999999-99999999999999~99999999999999

自動計算項目の設定一覧

ワークフローnyoiboxSFA
計算項目固定値、数値、自動計算、プルダウン固定値、数値、自動計算固定値、数値、その他基本項目
固定値-99999999999999~99999999999999、少数第4位まで入力チェックなし。
自動変換。
入力チェックなし。
変換なし。
小数点以下桁数0~40~40~2
端数調整四捨五入、切り捨て、切り上げ四捨五入、切り捨て、切り上げ四捨五入、切り捨て、切り上げ
その他設定隠し項目、項目属性
(数値の場合のみ)
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