Sales Quote Assistantで作成した見積書、受注伝票、納品書をテキストデータとして出力できます。
出力したテキストデータを基幹システムで取り込むことで連携を実現します。
※一定期間ごとに自動的にデータ出力するためには、当社製品「MapScorer」の導入が必要です。
注意
- 送信自動連携APIを利用するには、当社製品「MapScorer」の導入が必要です。
※送信自動連携APIについての詳細は、システム設定マニュアルの「送信自動連携API」を参照してください。 - 他社製品の取り込み用フォーマットは、2018年2月26日時点のものです。
他社製品のバージョンアップなどで、取り込み用フォーマットが変わる場合があります。
その場合は、送信自動連携API機能にて出力項目を再設定してください。
▶ 連携用の出力テンプレートを作成する
他社製品の取込用フォーマットに合わせた出力テンプレートを準備してありますので、対象を選択して追加するだけで、出力テンプレートの設定が作成できます。
追加されたテンプレートを編集し、出力項目の追加・変更することもできます。
- システム設定の「Sales Quote Assistant」タブより「基幹システム連携」の「連携設定」を選択します。
⇒「基幹システム連携/連携設定」画面が表示されます。 - 「追加」ボタンをクリックします。
⇒出力テンプレートの追加ダイアログが表示されます。 - 取り込みを行う基幹システム、連携するフォーム種類、追加先を選択し、「追加」ボタンをクリックします。
⇒テンプレートが追加されます。

補足
- 本設定は他社製品用にデータの出力内容を指定する設定です。
出力ファイルについての設定は「送信自動連携APIにてテンプレートを利用する」を参照してください。
▶ 送信自動連携APIにてテンプレートを利用する
- システム設定の「運用管理」タブより「自動連携API」の「送信自動連携API」を選択します。
⇒「送信自動連携API」の一覧画面が表示されますので、「新規登録」ボタンをクリックします。 - 項目「出力元」で見積書もしくは納品書を選択します。
- 項目「テンプレート」にて「選択」ボタンをクリックします。

- 以下の画面が開きますので、項目「テンプレート」の選択肢より、テンプレートを選択します。

- 選択項目が切り替わりますので、他社製品の取り込みフォーマットにあわせて設定します。
- 「選択」ボタンをクリックし、送信自動連携APIの設定画面に戻ります。
- 送信自動連携APIの設定が完了しましたら、「保存」ボタンをクリックし、設定を保存してください。
補足
- 基幹システムとの連携のヒント
- 出力する対象は出力条件設定にて調整することができます。
連携に必要な情報が出力できるようにご検討ください。 - 基幹システム側が更新に対応していない場合、
更新された差分データにて2重登録される可能性があるため、出力対象の条件を適切に絞り込みする必要があります。以下の例を参考に運用に適切な設定をご検討ください。
例1)受注済みの見積書を連携
見積書は受注後に受注確度をメンテナンスなど、書類を更新する場合があります。
「登録日時・更新日時」で都合が悪い場合、「受注済(対応日)」を基準に設定すると
前回の連携以降に受注済になった書類のみ出力が可能です。
例2)承認済みの受注伝票を連携
受注伝票の承認後に基幹システムに連携したい場合、承認済かつ処理ステータスが未処理の絞り込み条件を作ります。受注伝票は基幹システム向けの出力設定を利用すると、出力した対象を処理済に更新するため、基幹システムの連携が未処理のものだけを出力が可能です。
- 出力する対象は出力条件設定にて調整することができます。