スキマ分析とは、顧客ごとにターゲット商品(販売を注力したい商品など)の販売実績および未販売を可視化し、提案商品(スキマ)を分析する機能です。スキマ分析画面では、販売実績をもとに提案を顧客ごとにオススメする商品が自動でPICK UPされるため、顧客にどの商品を提案するか見つけやすい機能もあります。分析対象は表計算ソフトへの出力に対応しており、会議資料などにご活用いただけます。
補足
- 対応ブラウザについて
Safariをご利用の場合は、iOS17以降に対応しております。
▶ スキマ分析を作成する
スキマ分析の作成手順
以下の説明は、自分が担当する顧客別に特定商品(例:可視化経営システム)を対象として、スキマ分析する手順を説明します。
- 左メニューから「分析」>「スキマ分析」を選択します。
- 「新規登録」ボタンをクリックします。
- ターゲット商品を絞り込むため「ターゲット商品」に特定商品を選択します。「追加」ボタンをクリックし、選択します。今回は、「いずれかを含む(OR)」を選択します。選択したターゲット商品のいずれかの販売実績がない(スキマ商品)の顧客情報を絞り込みます。

- 検索条件の「追加」ボタンをクリックし、顧客情報の絞り込みを行います。ここでは、当社担当者に「自分」を指定したら、ダイアログを閉じます。

- 「分析」ボタンをクリックします。
⇒ ターゲット商品に該当する顧客が分析表に表示されます。
- タイトル、分類(※)、必要に応じて閲覧制限を設定し、「保存」ボタンをクリックします。※分類はシステム設定でキーワード登録されている場合に利用できます。

以上で、スキマ分析の作成は完了です。
スキマ分析の編集画面

| 番号 | 項目・ボタン | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | 保存 | ターゲット商品や検索条件などを保存します。 |
| 保存してメール | ターゲット商品や検索条件などを保存した上で、メール登録画面が表示されます。 | |
| 削除 | スキマ分析を削除します。 | |
| 書き出し | 表計算ソフトに、分析表、設定内容を出力することができます。 | |
| 2 | ターゲット商品 | ターゲット商品を検索条件にし、スキマ商品、オススメ商品、販売実績ありで絞り込みます。 |
| 検索条件 | 分析表に表示する顧客情報を絞り込みます。 | |
| 分析 | 指定したターゲット商品および検索条件で分析を実行します。 | |
| 表示幅 | 分析表の商品の表示幅(大・中・小)を切り替えることができます。 | |
| 3 | チェックした情報 | チェックを入れた顧客情報に対して様々な操作を行うことができます。 参考:「チェックした情報」 |
| 検索結果すべて | 検索結果すべての顧客情報に対して様々な操作を行うことができます。 参考:「検索結果すべて」 | |
| 4 | 顧客情報 | 顧客情報をクリックすると、参照画面が開きます。 |
| ターゲット商品 | 商品名をクリックすると、分析対象の詳細や内訳を確認できるツールチップが表示されます。「この商品をスキマ商品にセット」または「この商品をオススメ商品にセット」をクリックすると、ターゲット商品にセットし、検索結果が分析表に表示されます。![]() ※「編集:ターゲット商品設定」や「編集:グループ設定」は、分析設定の更新権限がある場合に表示されます。 | |
ターゲット商品設定 | ※ボタンは、分析設定の更新権限がある場合に表示されます。 スキマ分析画面から分析設定のターゲット商品を変更することができます。 設定を保存するとスキマ分析対象のシステム設定値が更新され、スキマ分析の予備集計処理が実行されます。 そのため組織全体に影響が及びます。 予備集計処理には時間がかかることがあります。 また、保存済みのターゲット商品の検索条件にも影響が及びます。 設定の詳細は、システム設定マニュアル「スキマ分析」をご参照ください。 | |
| 5 | タイトル | スキマ分析のタイトルを入力してください。未入力の場合には、『スキマ分析』が自動的に登録されます。 |
| 担当者 | スキマ分析の担当者を選択してください。 | |
| 分類 | 分類を選択してください。 システム設定で分類が未登録の場合は表示されません。 分類を階層化している場合、以下のように階層ごとに選択します。 ![]() 分類の登録は以下を参照してください。 [参照]:「キーワード登録」 | |
| 閲覧制限 | 分析表の閲覧を制限したい場合に、閲覧可能な社員、部署、役職を選択してください。[参照]:「閲覧制限を設定する」 |
▶ スキマ分析を参照する
- 左メニューから「分析」>「スキマ分析」を選択します。
- 登録済みの分析表が一覧表示されるので、参照したい分析表を選択します。

| ボタン | 説明 |
|---|---|
| 編集 | 編集画面を開きます。 |
| メール通知 | 社内メール、社外メール、クライアントメールのメール送信画面を開きます。 |
| コピーして作成 | 登録済みのターゲット商品、検索条件、タイトルなどをコピーして新しく分析表を作成できます。 |
| 書き出し | 表計算ソフトに、分析表、設定内容を出力することができます。 |
スキマ分析をリスト表示する
顧客ごとのスキマ分析の内容をリスト表示することができます。また、テキスト出力することもできます。
方法は以下の通りです。
- 顧客情報のリスト表示画面で、初期提供されている表示設定「スキマ分析」を選択してください。

- 上記に表示されていない項目を追加で表示したい場合は、表示設定で任意の項目を追加したテンプレートを作成してください。

スキマ分析を関連情報で確認する
顧客情報の参照画面からスキマ分析結果を確認できます。

※なぜオススメされているのか確認したい場合は、アイコンまたは「詳細を表示」をクリックしてください。先頭には開いている顧客名が表示され、下には似たような販売実績がある顧客名が表示されます。
補足
- 関連情報の表示・非表示は、以下のシステム設定画面で設定されています。
システム設定>Sales Force Assistantシリーズ>フォーム/関連情報の表示設定
設定については、システム管理者にご確認ください。
▶ スキマ分析を検索する
- 左メニューから「分析」>「スキマ分析」を選択します。
- 検索条件を入力し、「検索」ボタンをクリックします。
⇒検索結果が一覧に表示されます。

| 番号 | 項目 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | タイトル | タイトルを部分一致検索します。スペース区切りAND検索が可能です。 |
| 分類 | 分類で絞り込むことができます。 分類が階層化されている場合、プルダウンになります。 プルダウンで選択した階層配下が検索対象になります。 システム設定で分類が登録されている場合に利用できます。 | |
| 担当者 | 分析表の担当者部署、社員で絞り込むことができます。 | |
| 検索条件をブックマークすることができます。 [参照]:「検索ブックマーク」 | ||
| 2 | 一括操作 | [チェックした情報]もしくは[検索結果すべて]で一括削除が可能です。 [参照]:「チェックした情報」「検索結果すべて」 |
| 3 | ヘッダー | タイトル、分類、担当者、更新日で並べ替えができます。 |
| ボタン | 一覧表示されている集計表を一括チェックします。 一括削除する場合に利用します。 | |
| タイトル | 選択した分析表を参照することができます。 |

