▶ 履歴サマリーについて
『履歴サマリー』は、生成AIを活用して、顧客・パーソン・案件・納入機器等各情報に紐づく履歴を要約する機能です。最新の履歴から最大3年分の商談履歴を取得し、独自観点に基づいてA4用紙1枚程度の文章に要約します。履歴は、記録件数が多くなるほど価値が高まります。しかし、その分読解に時間を要するようになってしまうという課題があります。『履歴サマリー』機能により、このジレンマを解消します。
▶ ご利用にあたっての注意事項
履歴サマリーをご利用いただくには、以下の要件を満たす必要があります。
- SFA GenAIオプションを導入していること。
- NI Cloud Serviceをご利用のお客様であること。(https://niconsul.com/で始まるURLです)
- クライアントパソコンがインターネット経由で外部に接続できる環境であること。
履歴サマリーをご利用にあたって注意事項がありますので、あらかじめご確認ください。
- Microsoft社が提供する生成AI(Azure OpenAI)を利用して要約しています。
正確な情報ではない可能性がありますので、重要な情報は履歴を直接確認してください。
▶ 履歴サマリーを利用する
履歴サマリーを参照する
履歴サマリーを参照する手順を説明します。
以下は顧客情報をもとに説明しています。
参照画面から履歴サマリーを参照する
- 顧客情報の参照画面を開きます。
- 画面右上の「情報参照」ボタンをクリックします。
- メニューより「履歴サマリー」をクリックします。

履歴画面から履歴サマリーを参照する
- 顧客情報の参照画面を開きます。
- 画面右上の「情報参照」ボタンをクリックします。
- メニューより「履歴」をクリックします。
- 画面右上の「履歴サマリー」ボタンをクリックします。

検索結果やリスト表示から履歴サマリーを参照する
- 顧客情報の検索結果画面を開きます。
- 該当顧客の「情報参照」ボタンをクリックします。
- メニューより「履歴サマリー」をクリックします。

トップページのクイック検索から履歴サマリーを参照する
- トップページのクイック検索で情報を検索します。
- メニューより「履歴サマリー」をクリックします。

補足
- 履歴サマリーは顧客情報以外に、パーソン情報、案件情報、納入機器情報からも参照できます。
履歴サマリーを活用する
履歴サマリー画面に表示される内容を説明します。

要約結果
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 要約結果 | 顧客・パーソン・案件・納入機器等各情報に紐づく履歴の要約結果が表示されます。最新の履歴から最大3年分の履歴を取得し、独自観点に基づいてA4用紙1枚程度に要約します。要約結果はMicrosoft社のAzure OpenAIを利用して生成しています。正確な情報ではない可能性もあるため、重要な情報は履歴を直接確認してください。 |
補足
- 履歴サマリーを参照するには、商談情報の参照権限、一覧参照権限、履歴サマリーの権限が必要です。
- パーソン、案件、納入機器情報に紐づく履歴の要約は、各種情報のメイン顧客の履歴のみ要約します。
要約結果に関連した参考情報
参考情報として以下の情報が表示されます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 予定商談一覧 | 本日以降の予定商談が登録されている場合、表示されます。 ※計画分の予定商談は対象外です。 |
| 予定業務一覧 | 本日以降の予定業務が登録されている場合、表示されます。 ※計画分の予定業務は対象外です。 |
| 予定アプローチ一覧 | 本日以降の予定が登録されている場合、表示されます。 ※Approach DAMの導入が必要です。 |
| クレーム一覧 | クレーム扱いの対応中の声(処理状況が処理中)が登録されている場合、表示されます。 ※顧客の声オプションの利用ライセンスが必要です。 |
| プラスの声一覧 | 1年以内にプラスの声が登録されている場合、表示されます。 ※顧客の声オプションの利用ライセンスが必要です。 |
| 案件一覧 | 継続中(受注、失注していない)の案件情報が登録されている場合、表示されます。 ※案件創造統合の導入が必要です。 |
| 引合一覧 | 継続中の引合が登録されている場合、表示されます。 ※Approach DAMの導入が必要です。 |
補足
- 履歴サマリーを参照するには、商談情報の参照権限、一覧参照権限、履歴サマリーの権限が必要です。
- 各種情報は10件まで表示されます。
- 各種情報のタイトルより一覧画面を開けます。履歴サマリー画面に表示されていない期間の情報も参照できます。

参考情報として以下のようなグラフが表示されます。


| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 売上金額・利益推移 | 表示期間に売上情報が登録されている場合、表示されます。 |
| 案件金額・利益推移 | 表示期間に案件情報が登録されている場合、表示されます。 ※案件創造統合の利用ライセンスが必要です。 |
| スキマ分析 | 販売実績✅またはオススメ商品 ※システム設定でスキマ分析を利用するための設定が必要です。 |
補足
- 売上・案件情報のグラフは、直近6ヶ月または3年分の金額・利益推移を表示します。
補足情報
要約結果に表示されたパーソン情報へのリンクなど、要約結果から詳細情報を参照する際に利用します。

▶ FAQ
履歴サマリーの利用上限を教えてください。
履歴サマリーには、月ごとの利用上限があります。
一般的に「トークン」と呼ばれる情報に上限を設けています。
この「トークン」は要約に使う情報や、要約結果によって変わるので、履歴サマリー機能を◯回利用できるとは断定できません。しかし、月(約20営業日)毎に、約2,000回要約できる試算で上限を設定しています。1営業日あたり約100回要約できるため、通常の利用では上限に達することはないと想定しています。
生成AIの運用ポリシーに抵触している可能性があるとメッセージが表示された。
履歴サマリーは、Microsoftが提供するAzure OpenAIを利用しています。
要約に利用した商談情報などに、Microsoft社が定める運用ポリシーに抵触する文言が含まれている場合、以下のようなメッセージがMicrosoft社から提示されることがあります。詳細については、メッセージ内に表示されるURL(Microsoft社のページに遷移します)をご参照ください。