入力フィルター
入力フィルターとは、全角・半角の違いや、株式会社と(株)などの入力のブレを自動的に修正する機能です。入力フィルターの設定は、「業務別項目設定」の「項目設定」からおこなうことができるほか、レイアウトで自由項目を追加したときも設定できます。
入力フィルターを新規登録する
- システム設定の「運用管理」より「フィルター」の「入力フィルター」を選択します。
⇒「フィルター/入力フィルター」画面が表示されます。 - 「新規登録」ボタンをクリックします。
⇒新規登録画面が表示されます。 - 必要事項を設定し、最後に「保存」ボタンをクリックします。
項目 | 説明 |
---|---|
基本設定 | |
名称 | 入力フィルター設定の名称を入力します。 |
かな | 全角・半角に統一したい場合、変換内容をラジオボタンから選択します。 |
英数字 | |
個別設定 | |
抽出方法 | 変換したい語句がある場合、個別設定をしてください。 語句の抽出方法を「完全一致」または「部分一致」を選択します。 |
変換リスト | 変換前と変換後の語句をテキストボックスに入力し、「追加」ボタンをクリックします。並べ替える場合は移動したい語句を選択し、「並べ替え」ボタンで並びを変更します。個別設定の変換リストには優先順位があります。順番が上のものを優先的に変換します。 |
Hint
個別設定の変換リストに類似した語句を変換対象に設定している場合は、抽出方法を完全一致にするか優先順位を以下のように変更してください。
【例】

上記の場合、抽出方法を「完全一致」に設定しているときは、上記同様に、値「1」は「A001」となり、値「10」は「B010」へ変換されます。値「100」の場合は、変換の対象外になります。
抽出方法を「部分一致」に設定しているとき、値が「10」も変換対象「1」で変換されます。この場合、優先順位は以下のように設定してください。

出力フィルター
出力フィルターとは、出力するときに特定の値を変換する機能です。弊社製品の登録データを基幹システムに出力する場合に、ルールの差異を出力フィルターの設定で調整できます。適用する場合はテキスト出力、送信自動連携APIの設定画面で各項目に設定してください。
出力フィルターを新規登録する
- システム設定の「運用管理」より「フィルター」の「出力フィルター」を選択します。
⇒「フィルター/出力フィルター」画面が表示されます。 - 「新規登録」ボタンをクリックします。
⇒新規登録画面が表示されます。 - 必要事項を設定し、最後に「保存」ボタンをクリックします。
項目 | 説明 |
---|---|
基本設定 | |
名称 | 出力フィルター設定の名称を入力します。 |
かな | 全角・半角に統一したい場合、変換内容をラジオボタンから選択します。 |
英数字 | |
改行 | 改行を半角スペースに変換するか、変換しないかを選択します。 |
個別設定 | |
抽出方法 | 変換したい語句がある場合、個別設定をしてください。 語句の抽出方法を「完全一致」または「部分一致」を選択します。 |
変換リスト | 変換前と変換後の語句をテキストボックスに入力し、「追加」ボタンをクリックします。並べ替える場合は移動したい語句を選択し、「並べ替え」ボタンで並びを変更します。個別設定の変換リストには優先順位があります。順番が上のものを優先的に変換します。 たとえば、「100」→「ABC」と設定した場合、100は変換対象。10000は対象外になります。 類似語句を設定する場合は、前項のHintを参照してください。 |
変換リスト対象外 | 変換リストに指定された値以外(変換されなかった場合)を一括で変換するときに利用します。変換リストに、AとBを指定します。変換リスト対象外に12345と指定すると、AとB以外はすべて12345になります。 |